$ 0 0 孫が来るといつも二人で「お花探し散歩」に出かけます。この日彼女が覚えた花の名前は、ヘクソカズラとオシロイバナ。名前の由来を教えても理解ができなかったようで、ヘクソカズラでブレスレッドを作って左の腕にずっとつけていました。(ずっと臭かったです) 背景の花の中に面白いオシロイバナがあったので掲載しておきます。
$ 0 0 なぜかこの日はオサムシ(アオオサムシ)によく出会いました。生きているオサムシ3頭、アリに食べられていた死骸2頭、冬虫夏草2頭。(@赤坂谷戸) 道に出てきたオサムシ (以下の動画は、苦手な方にはお勧めしません) 食事中のオサムシ。ミミズを食べていました。 オサムシの死骸。アリ(アミメアリ?)に食べられていました。 オサムシタケ(冬虫夏草)に侵されたオサムシ。(オサムシタケ=生きているオサムシに寄生するキノコの一種) オサムシタケについて1年観察したところ、一度寄生した宿主のオサムシの同じ死骸から、再び子実体を発生させていることを確認しました。(今年は観察対象数を増やして観察を始めました) 詳細→ 狭山丘陵自然観察「オサムシタケ(冬虫夏草)オサムシタケのその後」
$ 0 0 2014年8月6日(水) 19時30分~20時43分 NHK総合 ダーウィンが来た!SP「ミラクル・スピーシーズ いざ出発!新種発見の大冒険へ」の中で、私の自然観察フィールドである「緑の森博物館」(狭山丘陵)が映ります。(僅かな時間でしょうが、粘菌を研究している少年のシーンで映ると思います)是非、ご覧ください。 (6月に粘菌少年として小学生の時から有名なマナ君(中1)が、ご両親と緑の森博物館でNHKの取材を受けていました) 参考:マナ君の小学校時代の研究 → http://www.shizecon.net/sakuhin/53es_minister.html#Top
$ 0 0 ヒマワリの葉っぱの上にいた体長約3ミリのアワダチソウグンバイ 「軍配虫」というよりも、「レーシングカー虫」と呼んだほうがよさそうに思うのですがいかがでしょう? ほら、どれがグンバイムシか分からないでしょ~(笑)
$ 0 0 猛暑のせいなのでしょうか、ベランダでニイニイゼミが死んでいました。 ニイニイゼミには他のセミと違って、複眼と前翅の間に平たい「耳」のような突起があります。 耳のような突起はなんのためにあるのかは分かりませんが、それより気になるのは「セミの耳(聴覚器官)はどこにあるのか」ということ。 ファーブルは、大砲の音でも逃げださずにずっと鳴いていたセミは音が聞こえないと考えましたが、音が聞こえなければ鳴いてもしょうがないわけで、やはりどこかに聴覚器官があるわけです。 調べてみたところセミの聴覚器官は、腹側の後肢付け根あたりにある左右の腹弁をめくった中にあるそうです。また、大砲の音に反応しなかったのは、大きな音でも低い周波数の音は認識できないからだそうです。 あんなに大きな音量で鳴くセミですが、その音を出しているすぐ近くに耳(聴覚器官)があるのですから、セミはかなり難聴なのかもしれません。 では最後にニイニイゼミの顔のアップを・・・。 参考 : ブログ「狭山丘陵自然観察」→ ニイニイゼミ(鳴き声・求愛行動)
$ 0 0 ① 先日あるTV番組で、トンボ博士が言っていました。 「シオカラトンボはオスもメスも、羽化したばかりは黄色です」 私は今まで何度もシオカラトンボの羽化を見ていますが、オスの(青い)シオカラトンボの羽化を見たことがないと不思議に思っていました。話しを聞いてやっとその疑問が解決しまいた。羽化したばかりのシオカラトンボはオスもメスと同じ黄色なので、見分けがつかなかった・・・ということだったのです。 脱皮時に身体から出てくる潤滑油的な役割を持つ“脱皮ホルモン”がまるで水に濡れているように見えます。徐々に翅の血管に身体の中から押し出されてくる透明な血液で翅が伸びてきました。 トンボ博士によると、シオカラトンボのオスはメスを獲得するための縄張りを作る性質があり、ほかのオスが自分の縄張りに入ってくると、攻撃して食べてしまうのだそうです。 羽化したばかりの未成熟なオスがメスと同じ色である理由は、他の成熟したオスから身を守るためということのようです。 追記:トンボの可視領域は、340nm~620nm(←クリックでリンク)。人間(360〜400nmから760〜830nm)よりも紫に寄っている。したがって青色は認識できる。 ② 催眠術にかかりにくいシオカラトンボ(不動化現象実験)以前の観察実験でシオカラトンボに関する面白いデータがあります。 トンボの中で、シオカラトンボやオオシオカラトンボは不動化現象を起こしにくいということが分かった実験です。 ここで長たらしく書くのもなんですので、ご興味がある方はこちらをご覧ください。 ブログ「狭山丘陵自然観察」 →トンボ(不動化現象)
$ 0 0 今日は作業のお手伝いをさせていただいている八幡湿地保存会(埼玉県所沢市)の活動日でした。 田んぼでの作業の後に、駐車場に生えているワルナスビの駆除を行いました。 ワルナスビは鋭い刺や毒を有するナス科の多年草で、世界的に帰化している外来種です。外来生物法により要注意外来生物に指定されています。 茎や葉に鋭いとげが多く、うっかり触ると怪我をします。今日もゴム手袋を突き抜けてきたトゲで数回悲鳴を上げてしまいました。 ワルナスビの花はナスに似た白い花で5弁花なのですが、今日は4弁花を見つけました。 参考→ ブログ「糀谷八幡湿地保存会」
$ 0 0 みなさん、台風は大丈夫でしたか?埼玉県入間市はまだ風が強く吹いていますが、なんの被害もなく済みそうです。 そんな訳で今日は外に出られませんでしたので、もう一つのブログ「狭山丘陵自然観察」(動画をメインとする自然観察の記録)から転載させていただきます。 スベリヒユ 山形県ではスーパーでも売られているほど普通に食べられている雑草「スベリヒユ」。 畑や庭の雑草が駆除でき、しかもその駆除した雑草が美味しく食べられ、さらにそれが健康食という素晴らしい食材です。 次のことから、コレステロール値、血圧、心臓冠動脈病などの血管系に問題がある方に特にお勧めです。① スベリヒユの健康への効果で最も有望なのは「グルタチオン」の濃度が、ほうれんそうの1.5倍も含まれていることです。このグルタチオンは、体内にある大事な抗酸化成分と同じで、体内に吸収されて即効があることが知られています。 ② スベリヒユには、食用の植物の中で最も「オメガ-3-脂肪酸」を多く含みます。オメガ-3-脂肪酸は、本来、魚油に多く、血圧、心臓冠動脈病などの血管系に優れた効果があり、健康素材として有用です。参考サイト:スベリヒユ オメガ3脂肪酸 畑の雑草スベリヒユ(ひょう干しを戻す)リンゴ酸が含まれているので多少酸っぱいときは少し長めに茹でると酸味はなくなる。
$ 0 0 どんなに気持ちが悪い虫でも、けなげに卵を守っている姿を見ると、頑張れ!と声を掛けてあげたくなってしまいます。 先日、朽木の下で50個ほどの卵を抱えているトビズムカデに遭遇しました。 ムカデは触れてくるものに対して素早く噛み付きますので注意が必要です。 ムカデの毒はヒスタミン、セロトニンのアミン成分のほか、細胞を破壊して毒の浸透を促進する複雑なたんぱく質性の酵素毒成分が主体。咬まれると激痛があり、腫れます。 もし咬まれたら・・・ 43度以上の熱いシャワーで患部をよく温め、 シャンプーで洗浄を繰り返す処置を行うと良いそうです。 (参考→家庭で行えるムカデ刺咬傷の超即効性応急処置法)
$ 0 0 庭のイチジクに果実ができはじめました。 未熟のものばかりですが、一つだけ熟した大きな果実を発見! 花を咲かせずに実をつけるように見えることから、漢字で「無花果」と書きますが、花軸が肥大化した花嚢の内面に無数の花(小果)をつけています。 実は何日か前にも一つだけ大きく熟したイチジクを採って食べました。 いくつかある名前の由来の中に、一日に1果ずつ熟すことから「一熟」がなまって「イチジク」になったという説があるそうですが、まさにそんな感じです。 まとまった数になるまで待ちきれないので、熟した果実を見つけ次第、食べたいと思います。
$ 0 0 今日は粘菌の観察会に参加しました。 スジアミホコリ(左下の写真)、ハダカコムラサキホコリ(右下)、ツノホコリ、タマツノホコリ、ムラサキホコリ、マメホコリ、コマメホコリ、キケホコリ、キフシススホコリ、スジアミホコリ、スミレアミホコリ、などを見つけましたが・・・ 今日一番の収穫はシロウツボホコリの変種 通常のシロウツボホコリは、こんなに柄が長くないので、もしかしたら新種かもしれません。(ならいいんだけどねー!?) 追記(PM 21:33)ヒメウツボホコリというシロウツボホコリに似た種があることが分かりました。特徴としてはシロウツボホコリよりも子実体がより小さく、柄がより長いそうです。もしかしたらこれかもしれませんね?
$ 0 0 昨日、アメーバ状の変形体から子実体(しじつたい)になりつつある状態のキケホコリという粘菌を採取してきました。 一日経って白い未成熟だった状態から、黄色い成熟した子実体になりました。以下、白い色は昨日の未成熟状態。黄色いのは成熟した状態(今日)の写真です。 キケホコリ変形体は白色ですが、成熟した柄のない単子嚢体型の子実体になると黄色になります。 粘菌(ねんきん)現在では変形菌(へんけいきん)といわれています。(「菌」と付きますが菌類ではありません)粘菌は変形体と呼ばれる栄養体が移動しつつ微生物などを摂食する“動物的”性質を持ちながら小型の子実体を形成し、胞子により繁殖するといった“植物的”(あるいは菌類的)性質を併せ持つ特異な生物です。 粘菌についての詳細→ http://blog.livedoor.jp/aw3se4dr5/archives/51983517.html
$ 0 0 普段はあまり目にすることがない家紋。私の場合、お墓参りに行った時に墓石に刻まれている家紋を見ることぐらいしかありません。 我が家の家紋は昆虫の「揚羽蝶」。「アゲハチョウ」と読むのか「アゲハネチョウ」と読むのかは分かりませんが、アゲハチョウを描いたものであることは明らか。お気に入りの家紋です。 平家の家紋も「揚羽蝶」なので、かなり古くからあるデザインのようです。昔から蝶・蜘蛛・蜻蛉などの昆虫は、縁起の良い絵柄だったそうで、中でも蝶は復活の象徴であり魂や不死の象徴とされていたそうです。 どんな家紋も縁起のいいものなのだろうとは思うのですが、昆虫好きの私にとっては揚羽蝶の家紋は願ってもない家紋だったように思います。(植物が好きな人は、自分の家紋が植物だといいですね) (おまけ) 墓地のトイレで見つけたウスバカゲロウ。トンボに似てますね。 誰かが言っていました。ウスバカ・ゲロウ(薄馬鹿下郎)じゃなくて、ウスバ・カゲロウ(薄翅蜉蝣)だって・・・。
$ 0 0 なぜかこの日はオサムシ(アオオサムシ)によく出会いました。生きているオサムシ3頭、アリに食べられていた死骸2頭、冬虫夏草2頭。(@赤坂谷戸) 道に出てきたオサムシ (以下の動画は、苦手な方にはお勧めしません) 食事中のオサムシ。ミミズを食べていました。 オサムシの死骸。アリ(アミメアリ?)に食べられていました。 オサムシタケ(冬虫夏草)に侵されたオサムシ。(オサムシタケ=生きているオサムシに寄生するキノコの一種) オサムシタケについて1年観察したところ、一度寄生した宿主のオサムシの同じ死骸から、再び子実体を発生させていることを確認しました。(今年は観察対象数を増やして観察を始めました) 詳細→ 狭山丘陵自然観察「オサムシタケ(冬虫夏草)オサムシタケのその後」
$ 0 0 ヒマワリの葉っぱの上にいた体長約3ミリのアワダチソウグンバイ 「軍配虫」というよりも、「レーシングカー虫」と呼んだほうがよさそうに思うのですがいかがでしょう? ほら、どれがグンバイムシか分からないでしょ~(笑)
$ 0 0 自然観察会の帰り道、仲間と一緒に山野草展を見に行きました。 お気に入りの作品「サギソウ」を こっそり撮影してしまいました。 タイトル・・・「空想、夜空に舞う伝書鷺」 世田谷区の豪徳寺(戦国時代に世田谷城という城があった場所)近くで寮生活をしていた頃に知った、サギソウにまつわる伝説。 記憶が定かでなかったのでネットで調べてみたところ、ここに書いてありました→世田谷城跡(世田谷城址公園) | HOTほっとTOKYU ◇鷺草物語 (上のHPより抜粋) 世田谷区花「サギ草」には、世田谷城主と側室常盤姫との悲話がある。美しく教養もある奥沢城主の愛娘常盤姫は、世田谷城主吉良頼康からの寵愛を一身に受けるあまり、他の側室からねたまれ、殺害されてしまった。常盤姫の愛鷺は、父母の住む奥沢城へと遺書を運んだが、届ける前に射ち落とされてしまう。使命を果たせなかった鷺は深く悲しみ、その地に鷺が飛翔する姿の「サギ草」となって花を咲かせるようになったと言われている。 (説話文学「名残常盤記」より)
$ 0 0 マルハナバチ(丸花蜂)の「丸」は、 体つきが丸みをおびているからだと思っていましたが・・・。 先日NHKのラジオ「夏休み子ども科学電話相談」で、「ミツバチの巣はなぜ六角形なのですか?」という質問の答えの中で、「トックリバチは徳利の形をした巣を作り、マルハナバチは丸い巣をつくる」と解説されていました。 音声→ 「ミツバチの巣はなぜ六角形なのですか?」の答え(30秒後に注目) 聞きようによっては「丸い巣を作るからマルハナバチ」のように受け取れますが、本当の所はどうなんでしょうか?気になりますが、色々な説があった方が面白いかもしれませんね。 参考:マルハナバチの丸い巣が載っているサイト→ http://www1.gifu-u.ac.jp/~entomol/bombinae.htm おまけコマルハナバチに関する面白いサイト→星谷仁のブログ「刺さない蜂!?ライポン」
$ 0 0 里山クラフト工房にて私はコースターと箸を作ったのですが、 お正月に飾った「門松の竹」のリサイクルを考え付いたので…。 内緒でスコップを作ってみました。まだ実際には使っていませんが、使えますかねー? 矛盾を感じる掲示物「ガラスに掲示物を貼ってはいけません」という ガラスに貼ってある掲示物。 八幡湿地田んぼの荒起こし 腰が痛くなりましたが、「おかぼ」(陸稲:畑で栽培される稲)で作った美味しい稲荷寿司をご馳走になったり、田んぼの横に生えているセリを摘んだり、会長宅の畑で菜の花摘みをさせていただいたりと、楽しい作業日でした。
$ 0 0 今朝はツバメが囀っている声で5時半に目が覚めました。電線にとまっているオスのツバメを2階の部屋から双眼鏡で観察していると、こんどは別の方向にある空き地から、ガーガーとカモの鳴き声がしたので見てみると…。そこにいたのはカルガモでした。写真には写っていませんが、カルガモの視線の先にもう一羽いました。先ほどの鳴き声はオスがメスを呼んでいた声だったようです。近くを流れている川から遊びに来たのでしょうかねー? ツバメのほかにヒヨドリやムクドリやキジバト、今姿は見えませんがシジュウカラの鳴き声が聞こえています。今まであまり気にしていなかったのですが、家の周りにはけっこう鳥たちがいるようです。